【第937】違和感をなくすため |
自身が日常で無意識に行っていることをどれだけ気をつけられるかは大切になると感じます。
例えば、自分では何気なく発している言葉であっても、相手にとっては不快に感じてしまうことがあります。
自身にとっては普通で相手にとっては普通ではないということです。
この相手はある特定の人だけを対象としているのではなく、関わっているすべての方が対象になりうるので、それだけ気をつけなければいけません。
それこそずっと関係性のある方だけでなく、初対面の方も対象になってしまいます。
この無意識に行っていることは私自身にも課題があり、過去に指摘を受けたことがあります。
ただ、当時の私としては普通の行動であると考えており、そのことに大きな違和感がありませんでした。
それだけ「無意識」というのは、自身の素の行動が出てしまうと思います。
このような無意識の部分は自身では感じ取ることが難しいかもしれませんが、相手がどのような反応をしたのかで感じ取っていくことが大切になってくると思います。
相手の表情や雰囲気、心情、その後の行動を観察し、自身の行動が間違っていたのかもしれないと分析するということです。
そのことを考える習慣がなければ、無意識の行動を改善していくのは難しくなってきます。
やはり、人間は1人で生きているわけではないので、自分以外の人間とどのように関わっていくのかは大切になります。
そのことを考えると、無意識の行動に注意する必要があり、自分以外の人間にとっての違和感をなくす必要があります。
相手にとっての「違和感」は大切なポイントになると思います。