2016年 05月 24日
【第91】論文の難しさ |
月に1回、テーマ論文を書く機会があります。
テーマは月によって異なるのですが今月は「パナマ文書」についてでした。
パナマ文書については、しっかり理解しているわけではありません。
どのようなものなかの調べてから論文を書いたのですが、
1部分のことを掘り下げて考えているだけであり、多面的に考えて
書くことができていないということを感じました。
今回で言うと、税収逃れをする1つの要因に法人税があると思います。
法人税が高いということはそれだけ利益が減ってしまうということです。
企業の利益が減るということは、売上を伸ばすか、経費を減らすことで
その減った分の穴埋めをしなければいけません。
仮に経費を減らす選択を企業がとり、その経費が将来企業を強くするための
人材育成や設備投資だった場合どのようなことが起こるでしょうか。
国際的な競争力に影響を与えかねないと思います。
また、個人の税収逃れで考えたときに、
富裕層は税を逃れ、貧困層と言われる人たちの税負担ばかりが増え苦労すると
考えはある一方で、富裕層の人は貧困層の人より数倍、数百倍という税金を
収めていることも事実であります。
そのような問題を考えると難しいですね。
物事を考えるときには、1つの事柄だけを深く掘り下げることはもちろん大切ですが、
連動して起こる問題を考え、自分ならどのように解決していくのかを考えることが
大切になってくると思います。
by akasi25
| 2016-05-24 22:39