2017年 01月 08日
【第319】価値を提供する |
私の地元である明石にライザップができていました。
国内では98店舗を展開しているということなのですごいことです。
ライザップは「結果にコミットする」でおなじみであり
成果にこだわっているクラブの1つであると思います。
有名芸能人などをCMに起用し、大々的に広告宣伝をしているので
知らない人の方が少ないのではないかと思います。
これだけの認知率を高められてしまうと後発で出てくる同じような
価値を提供するクラブにとっては厳しいものがあります。
以前読んだ本の中に売上は以下の3要素で決まると紹介されていました。
「プレファレンス」×「認知率」×「配荷率」
この要素を伸ばすことが売上を伸ばす要因になるということです。
ライザップの場合
プレファレンス=好感度
・好感度は決して高くはないと思いますが、「結果にコミットする」と宣伝し
圧倒的なビフォーアフターを見せていることによって、見込み客に対する
信頼性は高いのではないかと思います。
※ただ超高額なことがネックに...
認知率
・上記したように有名芸能人を起用した大々的なテレビCMによる宣伝により
多くの人に認知されている可能性が高いと思います。
配荷率
・全国に98店舗を展開していることから配荷率も高く
見込み客が通おうと思えば通える環境があると思います。
以上のことを考えても今の地位にライザップがいることは不思議ではないと思います。
そのため、後発で出てくる同じような価値を提供するクラブにとっては
プレファレンスを如何に高めるのかが重要になると思います。
そのためには価格を下げることしかないと思います。
価値を価格にギャップがあることによって、商品を購入しようと思うのが
人間の心理であるので、価格は安いほうが購入に繋がる可能性が高まります。
そのため、価格を下げることによってお客さまを獲得するしかないと感じます。
そのためにいずれはコモディティ化していくと思います。
ただ体重を落とすために何十万円も支払うことはおかしなことであり
現在の価格は適正な価格ではないと思います。
そう考えるとライザップもいずれどうなるのかわかりませんね。
ビジネスとしてライザップから学ぶことも多くあると思いますが
私たちが目指している価値はそのような価値ではないので
目指すべき価値を提供するために取り組んでいくことが大切になります。
by akasi25
| 2017-01-08 22:13