2017年 08月 04日
【第517】本日の日経新聞 |
本日の日経新聞に「まとめサイト年内再開」という記事がありました。
内容としては、DeNAがキュレーションサイト事業を再開すると発表し、小学館と共同出資会社を設立することで、年内に若い女性向けファッションのまとめサイトを立ち上げるということです。
記事を見た瞬間「また始めるのか!」と感じました。
DeNAが行っていたキュレーションサイトは以前大きな問題になり、そのことによってキュレーションサイト自体の信憑性や信頼性も疑いの目をもたれたということがありました。
そのようなこともあったのに関わらず、また再開させるのは様々な理由があると思うのですが、その1つとして、DeNAの主力であるゲーム事業の衰退が考えられます。
DeNAは、「Mobage」を主体としたモバイルゲームを収益の柱としていたと思うので、モバイルゲーム市場は完全にレットオーシャン化しており、入れ替わりが激しいだけでなく、ヒット商品を開発することは市場であるように感じます。
このレットオーシャン市場で戦っていることも要因し、DeNAの売上は減少傾向にあります。
そのため、新たな収益の柱となる事業を育てていく必要があり、その1つとしてキュレーションサイト事業を考えているのではないかと思います。
ただ、共同出資で事業とスタートさせるということやその出資比率も小学館が約67%、DeNAが約33%であることを考えると上記したことに矛盾を感じます。
出資比率がDeNAのほうが低いということは、単純にこの事業は小学館がメインで行うということであり、DeNAはあくまでも補助的な役割が強いと思います。
DeNAとしては、キュレーションサイトを収益の柱としていきたいという考えはあるものの、以前のずさんな運営形態が世間の頭の中に色濃く残っていると感じ、まずは
共同事業という形でスタートさせることで、事業がどのようになるのか見ていきたいという考えがあるのではないかと思います。
そして、この事業をうまく運営することができ、キュレーションサイトのノウハウを構築することができれば、自社でキュレーションサイトをつくることによって、事業展開していくことを考えているのではないかと思います。
そのために一歩であるように感じます。
これはあくまでも私の考えであるので、今後どうなるのかわかりませんが進捗を見ていきたいと思います。
このような目的や未来を考えることで私個人としての成長にも繋げていきたいと思います。
by akasi25
| 2017-08-04 23:30