2017年 08月 17日
【第530】改めて思うこと |
最近、スマートフォンの調子が悪く、本日は使用不可能な状態になっていたので、auショップへ機種変更の手続きに行ってきました。
私はどのようなスマートフォンがよいなどのこだわりがなく、価格が安ければ何でもよいと考えていました。
しかし、店員さんに「何がオススメですか」と尋ねると、最新のスマートフォンをオススメされます。
このことは当然なことかもしれませんが、私の意志などはまったく反映されていません。
これは店側が売りたい商品を売っているだけで、お客さまが求めているものを聞いていない状態であり、普通なら商品が売れるわけがありません。
スマートフォンというものは、今では必須のものであり、「お客さまの求めるもの」という観点がなくなってしまうというのは仕方のないことであるように感じます。
ただ、普通の商品を販売するためには以前も記したように、お客さまが求めているものは意識する必要があります。
さて、話が逸れてしまいましたが、今回書きたかった内容は「相手の頭の中にある言葉で話す」ということです。
このことは何度がこのブログでも記してきましたが、今回の機種変更をする手続きの際に改めて感じました。
上記したように価格が安ければなんでもよかったのですが、一応最新のスマートフォンと旧型のスマートフォンの違いを店員さんに聞いてみました。
その回答が「スペックが違います!」
私の頭の中では「?」がいっぱい出てきましたね。
店員さんの中では「スペック」という言葉が当たり前のように使われており、理解しているのかもしれませんが、普通に日常生活を送っている方からすれば「スペック」という言葉はなじみがなく、理解できる方のほうが少ないのではないかと思います。
そのため、「スペックが違います!」と回答されてもなにが違うのか理解できるわけがありません。
その後も少し話をしたのですが、まったくわからない言葉を使うことがあったので、あまり理解できずに話が進んでいき、最終的には店員さんの助言を参考にすることなく、価格の安いスマートフォンを選びました。
このようなことが日常的に行われているのかと思うと、「大丈夫なのか」と思うのですが、一般的にはこれが普通の状態であるように感じます。
これは私たちフィットネス業界でも気をつける必要があり、日常生活を送っている方は専門的用語や筋トレのマシン、スタジオプログラムなどなじみがなく、理解できるわけがありません。
理解してもらうためには「相手の頭の中にある言葉」を使って説明する必要があるということですね。
自身では当たり前の言葉でも、相手にとっては当たり前ではないということは強く意識する必要があります。
そのことを気をつけることで、話の伝わり方は大きく変わってくるのではないかと思います。
by akasi25
| 2017-08-17 20:01