2017年 09月 22日
【第566】一度定義したことを考え直す |
以前からこのブログの中でテーマ論文の取り組みを行っているということを書いてきました。
そのテーマ論文に対して、フィードバックをしてもたえるのですが、そこで「一度、自分で定義した内容を前提にして、それに当てはまらないもの、定義をひっくり返せそうな事例を自分なりに探してみること」という指摘を受けました。
そこで簡単にひっくり返すことが定義であれば、脆弱な定義であるということです。
指摘を受けた内容でテーマ論文を見直してみると、簡単にひっくり返すことができる定義となっています。
今回のテーマは難しい内容ではありましたが、提出したときは自分なりに掘り下げることができていると思っているのですが、実際の内容は非常に薄く、まったく掘り下げることができていませんでした。
この掘り下げることは、テーマ論文に限らず仕事にも通じるものがあります。
取り組みを考え、実行に移す前にネックやリスクなどを解消した状態で取り組みを行うことにより、取り組みが成功する可能性は高まりますが、そのときにネックやリスクを解消することができなければ、成功する可能性は低くなってしまいます。
また、このときに掘り下げが甘ければ、ネックやリスクはあるのに表面化していない状態になってしまいます。
そのような状態で取り組みを行うことにより、取り組んでいる最中にネックやリスクが表面化し、結果として成功する可能性は低下することに繋がります。
それだけ物事を掘り下げて考えるということは必要なことであり、このテーマ論文を通じてフィードバックしてもらい、自身の課題点を再認することができる機会は大切なものとなっています。
自分ではできていると思っているのですが、第三者から見るとまったくできていないことはあります。
自分だけでの意見ではなく、第三者(メンター)からの助言は自身を高めるためには大切なことであるということですね。
by akasi25
| 2017-09-22 23:01