【第609】どのように働くのか |
本日の日経新聞に「起業家比率は低下」という記事がありました。
内容としては、人口に対する起業家の比率が日本は低く、中国は9%、イスラエルは7%、インドも7%となっている中、日本は3%と低くなっているということです。
私は、自身で起業したいと考えているので、たった3%しか起業したいと思っていないことに驚きを感じるのですが、普通に考えると起業したいと思う人のほうが多いことは自然であると思います。
ただ、起業したいと思わなくてもどのように働いていくのかを自分自身で選択していく必要はあります。
先日のブログで、三菱東京UFJ銀行のことを書きましたが、今後はAIやデジタル化が進むことによって、以前は「人」が行っていた仕事なのに「人」が必要ではなくなり、そのことによって仕事が大きく変わっていくことが考えられます。
そのような時代が訪れるときに、自身がどのように働いていくのかを「考えているか」、「考えていないのか」で将来が変わると思います。
そのときに大切になることが、どのような個人であるのかということです。
簡単に言えば、AIを使う立場でいるのか、AIに使われる立場でいるのかということです。
AIに使われる立場であるということは、そこに自分の意志を反映させることはできず、個人というものはあるようなないものとして扱われてしまうと思います。
AIを使う立場であるということは、自分の意志を反映し、そのことによって様々なモノを創造できるようにしていくことが可能になります。
これは同じ企業で働いて人でも2つに分かれていくので、自身がどっちの存在でありたいのかをはっきりさせることは必要であると思います。
このことはどっちが良いということはなく、個人の考え方で大きく変わってくると思いますが、私は少なくともAIを使う立場でありたいと考えています。
そのように仕事をしたほうがやりがいがあるだけでなく、楽しく仕事をすることができることは間違いないと思います。
もちろん、楽しいことだけが待っているわけではありませんが、そのようなことも含めて楽しんでいくことが必要であると思います。
人生の多くは仕事の時間が占めています。
その時間をどのように過ごしていくのかを選択することは大切になってくると思います。