【第633】引退してからの人生 |
サッカーの情報サイトでは、J2・J3リーグが終わったことによって、徐々に来年に向けてのチーム編成がスタートしていることがわかります。
この時期になると「○○選手が引退!」や「〇〇選手と契約満了」というニュースが頻繁に目にします。
これはプロの世界で生きているので当然であるのですが、このようなニュースを見ていつも思うことは、「今後どうするのだろう?」ということです。
プロサッカー選手の平均引退年齢は、26~27歳と言われています。
一方で人生は100時代と言われているように平均寿命は今後も伸び続けることが予想されます。
先日、元プロサッカー選手の現在の生活が記事になっており、その内容としては、昔は年俸8,000千万円であったのが、サッカーを引退した現在は日給6,000円で生活しているということです。
この方が歩んでいる人生を否定したいのではありませんが、皆さんはこのような人生を歩みたいですかということです。
多くの方は「嫌」と答えるはずです。
では、なぜこのような人生になってしまったかというと、「今しか考えずに人生を歩んでいたから」であると思います。
プロサッカー選手になれる人間は一部であるので、なること自体は素晴らしいことです。
ただ、サッカーで生きていける人生が短いことは事前にわかっていることなので、サッカー人生が終わった後のことを考えながら生活する必要があります。
そのことを考えずになにも未来に投資せず、今だけを楽しんで生きていれば上記したような人生を歩んでしまう可能性が高まってしまうと思います。
ましては、サッカー選手は時間にゆとりのある職業であり、未来に投資する時間はいくらでも確保することが可能であります。
今を一生懸命生きることはもちろん大切なことですが、そのことだけでなく未来を見据えて生きていくことが大切になります。
これはすべての方に当てはまることであるので考えていかなければいけませんね。