【第754】興味を持つこと |
昨日のブログには「相手のことをどのように位置づけるのか」ということを記しましたが、「相手を知ること」も大切になってきます。
日本は四季があり、今はさくらがキレイな季節になっています。
テレビで言っていたことですが、花見による経済効果は五輪を開催したときと同じだけの経済効果が生まれるということで、それだけさくらは日本人にとって、大切なものになります。
このさくらを見るときに多くの方は、どこを見ていますか?
多くの方が頭上に咲いているさくらを見てキレイと感動するのではないでしょうか?
下図のような写真です。
ただ、それだけがさくらではなく、様々なところにさくらは咲いています。
例えば、下図のような写真のさくらです。
さくらの花は頭上の枝だけに咲いているのではなく、木の幹付近にある枝からも咲いています。
上の2つは同じさくらであり、違うものではありません。
これを人間で置き換えて考えてみると、目に見えるものだけで人を判断するのではなく、目に見えないものを知ろうとし、実際に知ることによって、人を判断することが大切になってくるということです。
だれにでも当てはまることですが、人の中には公開している自分と公開していない自分があると思います。
当然、はじめて会う方などに自分のすべてを公開することはなく、時間軸とともに徐々に範囲を広げていくことになっていきます。
この範囲をどれだけ広げることができるのかが重要であり、そのためにも「相手を知る」ことは大切になってきます。
そのために必要なこととしては、相手に興味を持つことです。
かりに興味を持ったさくらを見つけると、そのさくらのすべてを観察し、すべてを知るために行動すると思います。
その過程で木の幹付近にある枝から咲いているさくらを見つけることができるようになっていきます。
これがさくらに興味がなければ、目立つところばかり見てしまうので、目立たない(見えない)ところは一生気づくことがないと思います。
そのため、相手を知るためにはまずは興味を持つことからはじめ、より良い関係性を築いていけるようにする必要があります。
これは私自身に当てはまる大きな課題でもあるので、自身も改善できるようにしていきたいと思います。