【第789】人によって変わってくる |
何か取り組みを行うときには仕組みを考えることも大切になりますが、取り組みを提供する「人」が最も大切になってきます。
同じビジネスモデルで運営していても、結果には大きな違いが生まれてきます。
その結果が生まれる要因は、外部要因も影響していることは確かです。
外部要因は以下のようなものになります。
・人口
・立地
・競合の存在
・アクセス
ただ、それ以外に大きく要因していることが、「人(スタッフ)」になります。
私も様々なサービスを受ける機会がありますが、観察するときのポイントは「スタッフ」になります。
どのような言葉遣いや表情、感度で接客しているのかは常に気にして見ています。
このことはフィットネスクラブの場合は、とくに重要になる要素で、言葉遣いや表情、感度が良いことは当たり前であり、人というのをより掘り下げて提供していく必要があります。
「どれだけ1人1人と向き合うことができるのか」ということがポイントになってきます。
これは上司が伝えてくれた観点になっており、このような考え方を当たり前のようにしていく必要があるということです。
自クラブはジムスタジオ型クラブであり、会員数が多いために心のどこかでできないのではないかと考えている自分がいました。
しかし、「できない」で思考が停止してしまうとそれ以上発展することがないので、「できる」理由を考えることが大切になります。
すべて取り入れることは難しいかもしれませんが、一部なら取り入れることができないかと考えるということです。
先日のブログで「0」か「100」で考えないということを記しましたが、できないから「0」ではなく、少しでも良い方向に進むのであれば「30」でも「50」でも選択していく必要があります。
そのことを積み重ねていくことで、「強み」に変わっていくのではないかと思います。
他のクラブと同じようなことをやっていても「強み」にはなりません。
そのため、他のクラブにはできないようなことを続けていけるような文化をつくっていきたいと思います。