【第804】今が最善の方法ではない |
現在、クラブで行っている取り組みを自分なりに少し変えて取り組んだのですが、お客さまのことを考えるとよかったのではないかと思っています。
この取り組みを変更しようと思ったきっかけは、関東で様々な刺激を受けたことです。
なんでもそうですが、今取り組んでいる仕組みが最善であるとは限らず、なにか少しでも良い方向に改善できるものは多くあると思います。
そのためには常に考え続ける必要があるのですが、そのことを怠っていたために自分たちの中では今まで進めることができていませんでした。
このことは大きな反省点になります。
また、現在の取り組みは根幹となる部分であるので、より良い改善に向けて取り組みつつも、スピード感が大切になってきます。
2月から取り組みを変更して5月にこのような議論になるというのは、スピードを考えると遅く、もっと早くに着手できていたと思います。
この部分も反省すべきところになります。
新たな取り組みの場合は、取り組みを浸透させるためにある程度の時間軸も必要かもしれませんが、それと同時進行で改善し続けることが大切になってきます。
これがPDCAサイクルになります。
P:計画…仮説に基づく計画
D:実行…実行
C:確認…進捗確認と修正
A:改善…検証に基づく改善
このサイクルをゆっくり回すのと、早く回すのでは大きな違いが出ることは当然であるため、スピード感が大切になってくるということです。
現在は、取り組みに対する改善策を考え、計画し、実行に向けて取り組みを考えているので、このサイクルを早く回すことによって、より良い取り組みにしていきたいですね。
外に出ることによって、刺激をもらい、改善に向けての取り組みを移すことができたので、何度も記しているように「外に出る」ことは重要になります。
ただ、「内」でもこのようなサイクルを回せるようになるために、日常をつくり、感度を高めていけるようにする必要があります。
ここはリーダーの問いかけなどによって、大きく変わっていくように思うので、まずはリーダーが問題意識を持つことで、チームにきっかけを与えることが大切になると思います。