【第882】背景を知る大切さ |
最近、改めて感じたことが「年月の重さ」についてです。
VIVA板宿はオープンしてから10年が経ちましたが、10年という年月は簡単に積み上がっていくものではありません。
その過程には、様々な人たちの思い、様々な出来事が積み上がっていくことでできていきます。
私自身はそのような背景を詳しくは知らなかったので、クラブの責任者になるというのを正直甘く見ていた部分がありました。
そうではなく、このクラブが「どのようにできたのか」や「どのような思いがあるのか」を掘り下げて考えていく必要性を感じました。
お客さまを継続に繋げるためには「機能的価値」と「情緒的価値」が大切になってきます。
機能的価値だけではお客さまを継続に繋げることはできず、機能的価値を高めることが継続に繋げるための大きなポイントになってきます。
これは企業でも同じように捉えることができ、機能的価値だけを高めるのではなく、情緒的価値をどのように高めていくのかが大切になるということです。
そして、この情緒的価値が何であるのかを考えると、「地域特有の雰囲気を捉えること」が1つ大切になってくると思います。
VIVA板宿は、板宿という地域に根ざしたクラブであり、その地域特有の空気感を捉えることがクラブ運営する際にプラスになります。
この空気感は時間をかけることによってつくられてきたものであるので、そのような背景を考えると「年月の重さ」を感じます。
ただ、そのような環境で仕事をさせてもらえるのは私にとって大きな経験になるので、上記したようなことを考えながら、与えられた仕事で最大成果を出せるように取り組んでいきます。
何事もそうだと思いますが、現状認識はもちろんですが、その過程や背景を見ることによって、捉え方を大きく変えることができると思います。
そのことによって、事の重大さや自身に求められているものを正しく認識できるようになると感じます。
「年月の重さ」に負けないように取り組んでいきたいですね。