【第972】研修を通じて感じること② |
誰しもが自分の中に「エゴ」という部分は存在していますが、日常を過ごしているとそのようなことを考える機会はまったくありません。
しかし、「人間」を考える上では自分の「エゴ」は知っておく必要があり、その部分を理解することによって、行動が変わってくるのではないかと思います。
先日のフィットネスビズ研修の中で、「エゴ」について考える時間がありました。
最初は自分自身のエゴが何であるのかはっきりわからなかったのですが、研修を通じてその部分が明確になったように感じます。
それは指摘された「エゴ」が自分の中で納得いくものであり、改善しなければいけないものであると思ったからです。
常に言っていることですが、人間は1人では絶対生きることができない動物であり、他の人に支えられて生きることができています。
これは日常を過ごしていると忘れがちになりますが、大切な観点になってくると思います。
そのことを考えると、人間は他の人間に対して貢献する必要があり、貢献するためには自分自身を理解しなければいけません。
「自分」がわかっていない人間が、他の人間を理解するのは不可能であるからです。
また、今回自分の「エゴ」を知れたのは、自分の力ではなく相手がいたから知ることができました。
そういう意味ではどのような環境にいるのかは大切であり、環境によって自分自身が大きく変わっていくことも再確認できました。
この環境というのは、自身もつくっていく必要がある立場であり、そのことによって良い影響力を与え続けていかなければいけません。
そのためには自分を知る必要があり、今回の研修を通じて「エゴ」を知れたのは自分の中で大きかったように感じます。
ただ、知っているだけでは意味がなく、この「エゴ」を変えていくために行動する必要があり、そのことによって自身を変えなければいけません。
「行動」がポイントになるということです。
これは「やるか」、「やらないか」だけであるので、「やる」を選択することによって、自分を変え、チームを変えていけるようにしたいと思います。