【第974】怒涛の7連勝 |
先日、プロ野球の日本シリーズが終了し、ソフトバンクが日本一を決めました。
とくに理由なく広島を応援していたので、残念な結果に終わったのですが、野球だけでなくサッカーのリーグ戦も終わりを迎えようとしています。
私が応援する「ガンバ大阪」は、怒涛の7連勝ということで終盤戦に強さをみせ、一時は降格圏内の順位であったのですが、今では一桁の順位で終えられるところまできています。
ガンバ大阪は2012年にJ1リーグからJ2リーグへの降格を経験しています。
そのときは主力選手が他のクラブに大量に移籍することはなく、1年でJ1リーグに復帰したのですが、仮に今回降格してしまった場合は、以前のように主力選手が残留するのかはわかりません。
そうなるとJ1リーグに復帰できるとは限らず、クラブとしてのブランドなどが大きく低下することが考えられます。
実際、J2リーグに降格してからJ1リーグに復帰できていないクラブは多数に存在し、そのことによって、クラブとしてのブランドが大きく変化していることは確かであります。
そのことを考えるとJ1リーグで戦い続けることは大切なことであり、そのためにどのようなチームをつくるのかは重要になってきます。
もちろん、「優勝」をクラブとして目指すのは当然であるかもしれませんが、状況によっては目標を変えて戦っていく必要があります。
それはシーズンを通して判断する必要があり、その判断を間違えてしまうことによって、チームとして結果を出せなくなってしまうことが考えられます。
無理な目標を掲げられたところで選手をモチベートすることができず、チーム全体の士気が低下してしまうということです。
これは企業でも同じように考えることができ、その時々の状況に応じて目標を柔軟に変更し、チームとして達成できるであろう目標を掲げるのは重要になってくると思います。
ただ、そのときに無難な目標を設定するのではなく、最大成果を出せる目標を掲げることが大切になってきます。
そのことを示すのがリーダーの仕事であり、チームをモチベートしていくことが必要です。
そういう意味ではガンバ大阪の監督である「宮本氏」がチームにどのような働きかけをしたことによって、このような結果をつくっているのかは注目したいと思います。
それはリーダーによってチームが変わっていることを示しているからです。
スポーツとビジネスは通じるものがあるので、スポーツからもたくさんのことを学んでいく必要がありますね。