【第976】人間性が出る場面 |
仕事を退職するときにどのような辞め方をするのかは大切になると感じます。
私は転職というのを経験したことがなく、大学を卒業して社会人を1年経験しているのですが、会社に属していたわけでなく派遣社員として働いていたので、現在の会社が実質初めての会社になります。
そのため、退職というのはイメージが湧かないのですが、どのように辞めるべきであるのかはなんとなくイメージできます。
会社というのは1人で運営できているのではなく、様々な人たちの力によって、円滑に運営できるようになります。
そのことを考えると1人がいなくなることによって、チームにどのような影響を与えるのかを考えなければいけません。
それを考えることができない人は自分のことしか頭の中にはない身勝手な人になります。
自分さえよければ周りはどうでもよいというマインドであり、人間性の低い人間が行う行動であると思います。
私たちの仕事はお客さまの抱えている「不」を解消することが仕事であり、そのために何をすべきであるのかを考え、行動しなければいけません。
これをもっと大きな視点で考えると、「人生の生き方を伝える」と置き換えることができ、運動・食事・休養は人生そのものだからです。
この「人生の生き方を伝える」ためには、人間性を高める必要があり、人間性の低い人間が何か伝えようとしたところで、相手の心に響くものはないと思います。
私たちの仕事は「人間性」が大きなポイントになるということです。
私は転職が悪いと言っているわけではなく、転職することは場合によっては重要になると考えています。
転職というのは大きく環境を変えることになり、環境が変わることが自分を変えるためのきっかけになるからです。
「転職」ではなく「辞め方」が問題であり、そのときに人間性が大きく出てしまうので、自分のことしか考えずに選択するのではなく、周りのことを考えて選択することが大切になってくると思います。