【第987】人の顔は鏡になっている |
「人の顔は鏡になっている」という言葉を聞いたことがありますか?
この言葉を最近知ったのですが、聞いたときは「その通りである」と感じました。
例えば、怒っている顔の方の周囲にいる方の顔を考えてみると、笑顔ではなく同じように怒っている顔をしている方がいるのは想像できると思います。
また、楽しそうに笑顔でいる方の周りには同じように笑顔の方が集まっていると思います。
これが「人の顔は鏡になっている」ということになります。
今の自分の顔が周囲に大きな影響を与えるということです。
そのことを考えると日常において、どのような顔でいるのかは大切であり、そのことによって周囲の雰囲気が大きく変わっていきます。
簡単に言えば、雰囲気を良くするためには「笑顔」、雰囲気を悪くするためには「怒っている表情」をすればよいだけです。
日常の顔は無意識の場合が多いかもしれませんが、無意識なときでも周囲に与える影響は大きいものになります。
そのため、日常から顔は意識する必要があると思います。
また、別の捉え方をすると雰囲気を悪い場合などは、自身の顔によって周囲の雰囲気を変えることが可能であるということになります。
それだけどのような顔をするのかは重要であるということです。
とくにチームを引っ張っていく人物がどのような顔をするのかは大切になり、笑顔だけでなくときには雰囲気を引き締めることも大切になってきます。
チームの雰囲気をつくるためには、「行動」や「言葉」などは重要視されているかもしれませんが、「顔」も大切になってくるというのは自分の中では新たな観点となりました。
「人の顔は鏡になっている」
この観点を忘れることなく、日常を過ごしていくのは大切になってくると感じます。