【第1046】明るい未来のために |
先日の日経新聞に『新成人37%未来「明るい」』という記事がありました。
同記事の内容によると、日本の未来は「明るい」と考えている新成人は37.2%の結果になったということです。
これだけの人しか明るいと感じていないことに驚きを感じる一方、「日本の未来」という表現が使われているので、納得する一面もある内容になっています。
これを「自分の未来」に変えるとどれだけの人が「明るい」と答えるのか気になるのですが、未来というのは現在の自分によってつくられていきます。
そのため、日本の未来は大げさですが自分の未来をつくるのは「自分自身」ということになります。
この考えは非常に重要になると思います。
自分の未来を環境のせいにするような発言を聞くことがありますが、それは環境のせいではなく、その環境で過ごしている自分のせいということです。
この捉え方を間違ってしまうと行動に繋げることもできず、未来をより良くしていくのも難しくなると思います。
どのような環境で過ごすのかで未来は大きく変わり、それは日常でも仕事でもスポーツでも同じことが言えます。
スポーツで考えるとトップレベルの中で練習する場合と遊び感覚の中で練習する場合では、大きく環境が変わり、そのことによって上達度合いが変わるのは容易に想像できると思います。
目指すべき方向性が違うだけでなく、求められるものも大きく変わってくるからです。
「目指すべき方向性」=「明るい未来」であると考えると、それだけの環境の中で過ごす必要があり、その中で過ごすことができなければ「明るい未来」を手に入れるのは難しくなると思います。
「社会人になったから」や「大人になったから」といって現在の環境に甘えるのは間違いであるので、「本当に現在の環境で良いのか?」や「目指すべき方向性のための取り組みなのか?」というのは、定期的に考えていく必要があるように感じます。
そのことによって、「明るい未来」が待っていると思います。