【第1116】自分の感情を優先しない |
相手の考えていることをどれだけ捉えられるのかは大切であるとスタッフの対応を見ていると感じます。
これは客観的に見ているとわかることですが、実際に対応しているときはどうしてもわからなくなってしまうことがあります。
私もできていないことですが、どうしても今の自分の感情を優先してしまい、相手の感情を捉えないようにするときがあります。
例えば、自分にとって緊急性の高い出来事が起こっているときは、他の人の出来事は自分にとっては緊急性の低いものになります。
ただ、自分にとっては緊急性が低いと感じるものでも、相手にとっては非常に高い場合があります。
そのときに自分と相手の間に大きなギャップが生まれてしまい、そのギャップが歪みになってしまう可能性があります。
これは立場によって、どのような対応をするのかを気をつける必要があり、社員とパートナースタッフでは当然変わってきます。
社員は自分の感情を優先するのではなく、パートナースタッフの感情を優先し、また、上司であれば部下スタッフの感情を優先して取り組んでいく必要があると感じます。
もちろん、理不尽なことは優先する必要はありません。
立場が強い、弱いという表現は好きではないですが、社員よりパートナースタッフ、上司より部下スタッフのほうが弱い立場であり、守ってあげる必要があるためです。
このことを意識できていなければ、どうしても自分のことを優先してしまうように感じます。
本当に簡単なことではなく、どうしても自分の気持ちを優先したいこともありますが、そのときにどれだけ自分を客観視できるのかは大切になってくると思います。
相手のことを考え、相手の背景を考え、そのために行動していく必要がありますね。