【第1165】大人になってもやはり経験 |
最近は経験について記してきましたが、責任のある立場で仕事をしていると様々な経験をすることができます。
その経験の中には気持ちの良い経験がある一方で、決して気持ちの良くない経験もあります。
この決して気持ちの良くない経験を対応するときにどのように捉えるのかは大切であると感じます。
「なぜそのようなことになるのか」と感じるところは確かにありますが、クラブ内で起こっていることに関しては対応する必要があり、それは逃げようのない事実になります。
この逃げることのできない取り組みがあるときに、自身がどのような心情で対応するのかによって、今後に生かせる幅が変わってくると思います。
そもそも人間は自分の考えていることしか本当の意味で理解することができず、1人1人にはそれぞれの考えがあるので、考えがぶつかり合うのは必然であるように感じます。
そのような中でも暗黙の了解ではないですが、多くの方たちは社会のルールや道理を守って生活することによって、ぶつかり合うことで問題が顕在化しないようにしていると思います。
ただ、一部の人間が良識の範囲を逸脱することによって、問題が顕在化してしまいます。
この一部の人間は共通の「なにか」があるように感じます。
私はこの「なにか」をまだ理解できていないのですが、対応し続けることによって、その「なにか」が見えてくるようになると思います。
そのためにはどのように対応するのかが大切になり、適当に対応して場を終息させようとするのではなく、相手がどのようなことを考え、何を求めているのかなどを考えることが重要であると感じます。
そのことによって、相手の特徴を捉えることができ、そのことを今後に生かすことが可能になるためです。
人生は経験によってつくられていくので、1つ1つの経験をどのように捉え、次に生かすためにどうすれば良いのかを考えるのは重要になってくると思います。