【第1202】後回しはデメリットしかない |
昨日は仕事の進め方次第で相手の時間を奪うという趣旨のブログを記しましたが、そのようになる背景には問題を後回しにすることによって起こる場合があります。
1つの問題を後回しにするメリットは何1つなく、デメリットしか存在していません。
それは後回しにすることによって、問題の所在や詳細がぼやけてしまい、正しい現状認識をすることができず、正しい解決方法を導き出すことができないだけでなく、時間経過とともに問題が大きくなってしまい、手のつけようがない状態まで発展する可能性があるためです。
そのようにならないためには、どのような事柄でも同様のことが言えるのですが、「スピード」という観点を持って取り組むのは大切なことであり、そのことによって結果が大きく変わっていきます。
このことが圧倒的に弱い部分であり、できていないことによって、自分だけで解決できる問題がそのような状態ではなくなってしまうことがあります。
そして、相手の時間を奪うことに繋がってしまいます。
後回しにしてしまう背景には様々な要因が考えられるのですが、「認識の違い」と「後ろを決めない」の2つが大きいように思います。
「認識の違い」については、事柄に対する重要性を理解することができておらず、そのことによって「今すぐ」ではなく「後でも良い」と判断してしまい、その結果として後回しにしてしまう傾向があるように感じます。
また、「後ろを決めない」は事柄を「いつまでに完結させる」という期限を決めておらず、期限を決めていないことによって、具体的な日次の行動に落とし込むことができていません。
大きくは上記した2つのことによって、行動が後回しになる傾向があるように感じます。
仕事においてどのようにスピード感を持って取り組んでいくのかは、今更ですが重要になるので、まずはすべての事柄に関して後ろを決めることで日次の行動に繋げなければいけません。
また、仕事以外の日常でも問題を後回しにするのではなく、「今すぐ行動」を心がけることにより、より良い習慣をつけていけるようにします。
相手の時間を奪うことがないようにするとともに、より良い仕事習慣をつけていけるように取り組んでいきます。