【第1234】情報との関わり方 |
人の取り組みに対して、否定的な意見を述べる人は多くおり、ネットニュースなどを見ていると「〇〇はダメ」や「〇〇は終わった」などというコメントを見ることがあります。
ただ、このようなコメントをする人は、現状を正しく理解できているのかは疑問に感じ、何も知らない状態で自身の考えを発信するのは間違っていると思います。
現状を何も把握することなく、周囲から与えられた情報だけを頼りに自分の中で勝手に判断し、そのことを発信してしまうのは無責任なことになります。
そうではなく、周囲から与えられた情報は本当に正しいのかを自分なりに考えてから発信していくことが大切になります。
そのような思考にもっていかない限り、自分の頭で考えない習慣がついてしまい、簡単に情報に振り回されてしまう恐れが高まってしまいます。
相手を否定するのであれば、相手がどのような取り組みを行っているのかを知る必要があり、そのことを知った上で否定するのであれば、決して間違っていないかもしれません。
そうではなく、何でも否定的な意見を述べる人が非常に多いように思うので、少なくとも自分はそのようになりたくないと思います。
私もまったくできていませんが、自身が発信する言葉には責任が生じます。
そのことを考えると、「なぜ」そのような言葉を発信したのかを考える必要があると思います。
現在はネット社会となっている一面があり、匿名性の高いコメントなどが容易にできる時代へとなってきています。
このことは決して悪いことではないかもしれませんが、言葉に対する責任ということを考えると悪い一面も多いように感じます。
今後も匿名性の高い言葉を発信できる機会は増えていくことが考えられますが、そのような時代の中で「言葉」というのは改めて考えていくことが大切になってくると思います。