【第1237】自分ではなく相手の行動を |
仕事をする上では立場というものがあり、それぞれの立場でどのような行動をするのかは大切になってきます。
そして、立場によって責任が大きく変わり、責任の大小によっても優先すべき行動を変えなければいけないと考えています。
自クラブにおいては、社員スタッフだけではなくパートナースタッフと一緒に働いており、立場や責任で考えると間違いなく社員スタッフのほうが大きくなっています。
そのため、優先すべきは社員スタッフの行動と考えるかもしれませんが、そうではなくパートナースタッフの行動を優先すべきであると考えています。
それはパートナースタッフには責任が生じないためです。
責任が生じないと言えば語弊があるかもしれませんが、最終的な責任は社員スタッフが持つべきであり、その社員スタッフの責任はマネージャーの責任になります。
そのことを考えると、パートナースタッフに責任を持ってもらうことができないため、パートナースタッフの行動を私たちは優先すべきであり、そのためには周囲の状況を詳細に把握することを心がけることが必要であると感じます。
もちろん、状況によっては難しい場合もありますが、それを難しいで終わらせてしまうと発展性がないので、「どのようにしたらできたのか?」と考えることも大切になります。
また、パートナースタッフは責任を持つことができないので、何かあれば社員スタッフを頼りにするのですが、そのときにどのような行動を選択するのか、どのようなスピード感を持って取り組むのかも重要になってきます。
そのことが印象を大きく左右するためです。
このことは私にも足りていない観点であり、できていないことになりますが、以前に比べると少しは改善していると考えています。
仕事でも、日常でも同じことが言えますが、自分の考えだけではなく相手の考えがある中で、この世の中は回っています。
そのことを考えると「相手が!」と考えていることをその相手も同様のことを考えている可能性があり、お互いの考えに相違が生まれてしまいます。
これが悪循環に繋がってしまう可能性もあります。
そのようにならないためには、日常における印象も大切になり、相手に対して良い印象を持ってもらっている状態をつくっておくことが大切になると思います。
そうなるとやはり、1つ1つの行動をどのように選択するのかは大切になってきます。