【第1305】何か学ぶから見えるものがある |
昨日は「SPORTECE|WEST」について記したのですが、外に出て学ぶというのは大切な観点になってきます。
それは、私たちはお客さまに伝える立場であるために、そのためには学び続けることが必要になってくるためです。
そのときに何を学べばよいのかわからないと感じることがあり、私もそのように感じていた1人でありました。
ただ、今思うのは「何」ということが重要ではなく、「行動に移す」ことが重要であるということです。
そのように思うのは、どのようなことを学ぶとしても決して無駄なことはなく、広い視野で捉えると物事を関連づけることができると考えているためです。
また、学びを進める過程で学ぶべきことも見えるようになってくるためです。
例えば、私の場合はストレッチについての研修に参加したのですが、ストレッチの方法を知っているだけではお客さまに還元できることは限りなく少ないと実感しました。
ストレッチには様々な目的があり、それこそ「リラクゼーション」も1つの目的ではありますが、自クラブの現場で落とし込もうとしたときに「リラクゼーション」は目的ではありません。
そうではなく傷みの解消や機能改善のためにストレッチをすることが目的であると考えています。
そのときにストレッチの方法を知っているだけでは傷みの解消や機能改善をすることはできません。
お客さまのカラダを評価することによって、痛みや機能不全の原因を見つけ、そのことを改善するための方法の1つとしてストレッチをする必要があるということです。
このことは当たり前のことでありますが、ストレッチを学ぶことによってより強く認識することができ、その認識の違いによって行動が変わってくると考えています。
これは「ストレッチを学ぶ」という行動を行ったからこそ見えてきたものであり、行動に移すことがなければ何も変わらない状況でありました。
そのため、「何を学ぶ」ではなく「行動に移す」ことによって、現状を変えていくための一歩を踏み出すことが大切になってくると思います。
何事もそうですが行動しない限り何も変わることはないので、「行動する」ということは大切にしなければいけませんね。